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沖縄旅行で気になる天気!季節の特徴を押さえよう

沖縄旅行に行くときには天気が気になりますよね。せっかく沖縄に行っても天候があまり良くなければ、思う存分観光を楽しむことができない可能性もあります。ただ、天気をコントロールすることは誰にもできないので、自然に任せるしかないと考えている人も多いでしょう。しかし、沖縄の天気には季節ごとに特徴があるため、その違いを理解しておくと旅行の計画を立てるときに役立ちます。今回は沖縄の天気について季節別の特徴を紹介するので、ぜひ沖縄旅行に行く際の参考にしてください。

沖縄の天気は晴天率が低い!?

沖縄の一般的なイメージとしては、太陽が照りつける常夏の楽園を思い浮かべる人が多いでしょう。そのため、沖縄は晴天の日が多いと思われがちですが、実は晴天率が低いといわれています。沖縄は降雨が1mm以下の日が全国でもっとも少なく、雨が降る日が多い県だといえます。しかし、沖縄は亜熱帯の気候なので、雨が降ったとしてもスコールのように短時間でやみ、そのあとまた晴れることも多いのです。つまり、「雨が降る日」は多いですが、「一日中雨が降り続いている日」が多いわけではありません。観光中に、もし雨が降っても、少し雨宿りをすれば観光を再開できる場合もあるので、慌てて予定を変更する前に少し様子を見るようにしましょう。また、沖縄ではゴールデンウィーク明けから6月下旬までが梅雨の時期になりますが、梅雨であっても晴れ間がのぞくことも多いので、ジトジトと一日中雨が降り続くことはあまりありません。

沖縄の夏は晴れが多い!image

沖縄の夏は晴れが多い!

沖縄は年間でみると雨の日が多い県ですが、夏だけでみると晴れの日が多いです。沖縄は日照時間が長いことが特徴ですが、その中でも7~9月の日照時間は特に長く、レジャーや観光に向いている時期です。ただ、8月と9月は台風が上陸しやすい時期でもあるので、降水量が多くなります。そのため、夏なら7月がもっとも晴れの日が多いといわれています。沖縄は台風が多いというイメージがありますが、実際に台風が上陸する頻度は8月・9月それぞれに1回程度です。1回の台風で影響を受けるのは2~3日程度で、それ以外の日はほとんどが晴天です。つまり、8月や9月でも台風に当たらなければ、海でのレジャーなども楽しめる可能性が高いでしょう。
また、気温も7~9月は平均気温が29度前後となっていて温暖な気候ですが、海に囲まれていることもあり最高気温が30度を超える日はあまり多くありません。むしろ、日によっては東京や大阪の方が暑い日もあります。ただ、気温は安定していても日差しは強く紫外線の量も多いため、旅行に行くなら紫外線対策は欠かせません。

沖縄の冬は曇りが多い?image

沖縄の冬は曇りが多い?

沖縄の冬は夏に比べると曇りの日が多い傾向があります。1~2月の日照時間は7~8月の日照時間の半分以下です。沖縄は温暖なイメージですが、冬は最低気温が15度を下回ることもあり、東京より寒くなる日もあります。ただ、雪が降るような気温まで冷え込むようなことはほとんどなく、九州以北よりは温暖であるといえるでしょう。また、1~2月は1年の中でもっとも気温の低い時期ですが、沖縄では緋寒桜が開花し始めるところもあります。2月に桜の開花が見られるようなことは本州では考えられないでしょう。一足早く桜を見に観光に訪れるのもいいかもしれません。朝晩は気温が下がり冷え込みますが、晴れた日には20度近くなることもあります。2月は一日の中での気温差がもっとも激しい時期なので、観光に行く際には体温調整しやすいような服装を用意して行きましょう。

雨でも楽しめる観光スポット!image

雨でも楽しめる観光スポット!

沖縄での観光というとプールや海で泳いだり、マリンスポーツを楽しむことを目的にして行く人も多いでしょう。しかし、もし雨が降ってしまって、こうしたレジャーができなくなっても、楽しむことのできる観光スポットやアクティビティが沖縄にはたくさんあります。
沖縄の県庁所在地である那覇市には「泊いゆまち」という鮮魚市場が有名です。沖縄ならではのカラフルで新鮮な魚が並んでいて、見ているだけでも楽しむことができます。また、「琉球ガラス村」では屋内で琉球ガラスの製作体験ができます。沖縄旅行の思い出作りとしても人気のある場所です。
沖縄の数少ないアウトレットモールとして「あしびなー」があります。店舗は屋外に並んでいますが、お店同士の屋根がつながっているところも多いため、移動の際に雨で濡れる心配が少ないでしょう。
また、シュノーケリングや体験ダイビングも晴れの日だけでなく、雨の日でも楽しむことができます。せっかく沖縄に来たのならキレイな海に潜ってみたいですよね。もちろん台風などで激しく天候が荒れているときには難しいですが、少しの雨であれば諦める必要はありません。

まとめ

沖縄は亜熱帯の気候なので雨が降ることもありますが、晴れの日が多い時期を選ぶことで観光を楽しむことができます。晴れの時期を狙うなら、梅雨が明ける6月の下旬ごろから7月の間が最適です。もし旅行の期間中に雨が降ってしまっても、沖縄には雨でも楽しめる観光スポットが多くあります。あらかじめ雨が降ったときのプランも考えておくと観光の際に役に立つでしょう。沖縄は晴れていても雨が降っていても、1年中楽しめる観光地だといえます。沖縄旅行の計画を立てる際には、季節ごとの気候の特徴を考慮してプランを考えるようにしましょう。

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