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沖縄グルメから贅沢ディナーまで!那覇市内で食べられる食事をご紹介

旅の楽しみの1つはやはり食事。地元の郷土料理を楽しみたいという人もいれば、観光地の夜景を見ながら豪華なディナーを楽しみたいという人もいるでしょう。ここでは、地元沖縄のグルメから贅沢なディナーまで、沖縄旅行での食の楽しみ方を紹介していきます。

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買った食材で料理してもらえる!第一牧志公設市場

沖縄の食材を新鮮な状態で楽しみたいなら、第一牧志公設市場がおすすめ。沖縄の特産品を集めた、さまざまな飲食店や土産店が集まっています。1階の市場で購入した新鮮なお肉や魚を、2階の飲食店で料理してもらう「持ち上げ」も可能。自分で目利きをした食材をその場で調理してもらうおいしさは格別です。
土産店は1階と2階の両方にあり、民芸品や化粧品、お土産用の食材までさまざまな商品がそろっています。那覇空港からは車で約16分の距離にあり、国際通りから入っていくことが可能です。市場の専用駐車場はないため、車で出かける場合は周辺の有料駐車場を使いましょう。

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沖縄ときたら沖縄ソバ!一度は食べておこう

沖縄に訪れたらぜひ食べておきたい郷土料理が沖縄そばです。沖縄そばとは、簡単にいうと「ラーメンの麺にそばの汁を用いる料理」といえます。本州のそばには、そば粉が用いられますが、沖縄そばではそば粉が一切使われません。小麦粉のみで作られて降り、この点はラーメンの麺と同じです。公正競争規約でも、沖縄そばは「中華めん」に分類されています。しかし、ラーメンよりも綿が太く和風のだしが使われるため、ラーメンよりは肉うどんなどに近い食感です。
沖縄そばとよく混同される料理に、ソーキそばがあります。両者の違いは、ソーキそばは沖縄そばの中の1種類ということです。沖縄そばの中にはソーキそば、テビチそばなど多くの種類があります。ソーキとは豚のあばら骨のことで、これが麺の上に乗っている沖縄そばをソーキそばといいます。このソーキがテビチに替わればテビチそばで、ゆし豆腐に替わればゆし豆腐そばという具合です。沖縄そばのベース部分は変わらず、上に乗っているトッピングだけが変わると思ってください。なお、テビチとは豚足のことで、ゆし豆腐は本土のおぼろ豆腐に似た、普通より柔らかい豆腐です。

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沖縄名物の一つ!ラフテーってなに?

沖縄名物の1つであるラフテーは、沖縄風の豚の角煮です。琉球王朝の時代から続く保存食で、箸で切れるほど柔らかく煮込むのが特徴となっています。漢字で書くと「羅火腿」で、中国語に由来した呼び名です。ラフテーに使われるのは皮付きの豚バラ肉。皮と脂肪と肉の3層に分かれるため、沖縄では三枚肉とも呼ばれます。三枚肉の調理方法で一番多いものがラフテーのため、ラフテーを三枚肉と呼ぶこともあります。この三枚肉を醤油と砂糖、たっぷりの泡盛でじっくり煮込むとラフテーになります。醤油と砂糖を使うのは本州の角煮と同じですが、泡盛を使用する点が違いといえるでしょう。
年間を通して気温が高い沖縄では、本土より保存食の需要が高かったため、ラフテーが広まったと考えられています。居酒屋や沖縄料理店はほとんどラフテーを提供しているため、沖縄旅行では一度味わってみるといいでしょう。

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沖縄らしいスイーツはお土産にもいい

どこの旅行でもお土産にスイーツを買うことは多いもの。沖縄旅行でも沖縄らしいスイーツを買うと、渡す相手にも喜ばれやすいでしょう。沖縄らしいスイーツには、たとえば紫芋を使ったものがあります。紫芋は紅芋とも呼ばれ、中身が黄色でなく紫色になったサツマイモです。味は普通のサツマイモと同じく甘いものです。ヤムイモの1種であるダイジョも中身が紫色なので、紅芋と呼ばれることがあります。こちらは紫芋と違って甘みはなく、同じ紅芋という別名でもまったく異なるものです。混乱を避けるためには「紫芋」と呼ぶ方がいいのですが、特にスイーツの分野では沖縄の紫芋は「紅芋」と呼ばれることが多くなっています。
紅芋のスイーツでは「紅芋タルト」が特に有名。その他にも紅芋チーズタルト、紅芋フルーテ、紅芋ジェラートなどの人気スイーツがあります。こうして名前で呼んでみると「紫芋」より短くて呼びやすいため、「紅芋」が定着している理由も納得できます。
紅芋スイーツはお土産にも向いていますが、現地のカフェやレストランで味わうのもおすすめです。パティシエが作った洋風のスイーツから、有名な鮮魚店が作った紅芋の天ぷらまで、個性的なものが揃っています。まったくジャンルが違うこれらの紅芋スイーツを食べ歩くのも、沖縄スイーツの楽しみ方の1つといえるでしょう。

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イタリアンから和食まで!ディナーも豊富

那覇市内は、沖縄料理以外の飲食店も豊富。イタリアンなどの洋食、寿司などの一般的な和食、中華料理やエスニック料理など、あらゆるジャンルの飲食店がそろっています。特に目の前で焼いてくれる鉄板焼きのレストランなども、散策途中で気軽に入れる雰囲気があり、スケジュールを立てない気軽な旅行でもおすすめです。

まとめ

沖縄には多くの名物や郷土料理がありますが、一度はこれらを食べておくといいでしょう。魚に関しては、ウチワエビやイラブチャーなど本州では目にしない品種もあり、これらを市場で選ぶのも貴重な体験になります。那覇市内は、国際通りのエリアなら散策しながらさまざまな飲食店に気軽に入れるため、あえて予定を立てずにその場で興味を持ったお店に入ってみるというのもいいですね。

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