沖縄お役立ち情報

お金はいくら持っていくべき?沖縄旅行でかかる料金まとめ

家族や友人などと行く国内旅行の中でも高い人気を誇るのが沖縄旅行。観光して見て回るもよし、マリンスポーツなどのレジャーもよし、食べてもよしと、楽しさ満載の沖縄旅行を心ゆくまで満喫したいものです。しかし、ここで気になるのは滞在中にどれだけ費用がかかるのかということではないでしょうか。この記事では、沖縄旅行で宿泊費用や観光スポットの入場料、食事代、交通費など、どれだけの費用がかかるのかを紹介します。

沖縄旅行の料金1:観光スポットimage

沖縄旅行の料金1:観光スポット

沖縄には見どころ満載の観光スポットがいっぱいです。そのなかでも人気が高い主要観光スポットと、その料金を紹介します。
まずは、沖縄美ら海水族館(沖縄県国頭郡本部町)。沖縄に行ったなら一度は訪れたい人気の観光スポットです。世界最大といわれるサメのジンベイザメやナンヨウマンタなどが巨大アクリルパネルの黒潮水槽で優雅に泳ぐ姿は圧巻です。入館料は、大人1850円、高校生1230円、小・中学生610円(6歳未満は無料)となっています。開館時間は、3~9月が8:30~19:00(閉館20:00)、10~2月が8:30~17:30(閉館18:30)です。カードの利用も可能で、駐車料金は無料です。
琉球村(沖縄県国頭郡恩納村)は、古民家が立ち並ぶ園内で沖縄の文化や芸能を体験できるスポットです。島唄ライブや琉球舞踊を観たり、沖縄そばやサーターアンダギーなどの郷土料理も楽しめたりします。入館料は、大人1200円、小人600円 (6歳未満は無料)となっています。シーサー作りや三線(さんしん)などの伝統楽器教室など、数多くの体験プランも用意されていて、こちらを申し込む場合は別に料金がかかります。
世界遺産として登録されている首里城公園(沖縄県那覇市)も見逃せない観光スポットです。独特な文化と歴史をもつ琉球王国時代の首里城は1945年に戦争で焼かれてしまったものの、その後復元され、かつての琉球王国の王朝文化を彷彿とさせてくれます。有料区域は、入館料(正殿、南殿・番所、書院・鎖之間、北殿、奉神門)が大人820円、高校生620円、小・中学生310円(6歳未満は無料)です。公園内には無料区域もあります。
ガンガラーの谷(沖縄県南城市)は、かつて鍾乳洞だった場所が崩れて、亜熱帯の森が広がり、自然や生命の息吹を体験できる観光スポットです。ここでは所要時間1時間20分のガイドツアーによる体験ができます。ツアー料金は、ガイドツアー参加料が大人2200円、学生1700円、中学生以下無料(保護者同伴)で、飲み物や保険料込みの費用になっています。
無料で楽しめる観光スポットでは、琉球ガラス村(沖縄県糸満市)がおすすめです。琉球ガラス村は、沖縄の伝統工芸品「琉球ガラス」の県内最大級のガラス工房で、ガラス職人が琉球ガラスを作る工程を間近で見る工房見学もできます。営業時間は9:00~18:00(工房見学は17:30まで)で、広い売店で買い物を楽しんでもよいでしょう。

沖縄旅行の料金2:レジャーimage

沖縄旅行の料金2:レジャー

沖縄旅行といえば、海のレジャーは外せません。ここでは人気の高いレジャーの料金を紹介します。
まずは、青の洞窟での体験レジャーです。青の洞窟は、洞窟内の海面が太陽の光によって青く見えることから名づけられた人気のスポット。ここでは、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。シュノーケリングは大人1人2000円台~3000円台、ダイビングは7,000円台からとなっています。時間は2時間~2時間半ぐらいが目安で、熱帯魚の餌付け体験や水中写真付きのプランなどもあります。
パラシュートをつけてモーターボートなどで引っ張ってもらうことで空を飛ぶマリンスポーツのパラセーリングも人気です。ロープの長さは50~200メートルまであり、よりエキサイティングなパラセーリングを希望するならば、長いロープのほうが楽しめます。料金は大人1人7000円台~1万円台で、所要時間は30分から1時間程度となっています。
沖縄というと夏をイメージする人が多いと思いますが、冬の沖縄も存分に楽しめます。そんな冬の沖縄を楽しみたいという人にうってつけなのが、ホエールウォッチング。沖縄はホエールウォッチングができるエリアとしても有名で、沖縄本島をはじめ、周辺の小島をめぐります。参加費用は、大人1人4000円台~5000円台が相場です。ホエールウォッチングできる期間は早くて12月からですが、通常は1月から3〜4月上旬までが見頃です。所要時間はおよそ半日で、もしクジラが見られなかった場合は費用を全額返金してくれるところもあります(期間や体験コースによって異なる)。

沖縄旅行の料金3:交通費image

沖縄旅行の料金3:交通費

沖縄を移動するための交通手段は、おもに路線バス、レンタカーのほか、「ゆいレール」などがあります。
沖縄本島や離島の交通といえば、路線バス。本島には100以上の路線系統があり、琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バスなど多くのバスが走っており路線は豊富です。路線バスの料金は系統によって若干違いますが、おおむね大人200円台、子供100円台となっています。
バスを利用するときに現金の出し入れが面倒という人には、OKICA(オキカ)カードがおすすめです。OKICAは、沖縄ICカードが発行するICカードで、沖縄都市モノレールと沖縄本島のバス事業4社(琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バス)が導入する交通系電子マネーカード。ゆいレールのほか、路線バス(定期観光バス、リムジンバスを除く)が利用できます。購入時に500円のデポジットがかかりますが、返還すれば500円が戻ってくるシステムです(カード解約時に200円の払戻手数料がかかります)。
ゆいレールは、那覇空港から世界遺産の首里城まで片道12.9キロを27分ほどで走るモノレールです。那覇空港から市街地に出るのにとても便利な交通機関で、料金は大人1人330円(片道)、子供170円(片道)です。観光などでこの区間を乗り降りすることが多い場合、大人1人800円の1日フリー乗車券(2日フリー乗車券は1400円)を購入するとお得です。また、次の駅まで移動するために使いたい場合は、「おとなりきっぷ」(一区間)を利用すると、大人150円、子供80円と約半額になります。
那覇空港からホテルまでの道のりは、リムジンバスを利用する方法もあります。リムジンバスはいくつもの路線がありますので、宿泊するホテルまでリムジンバスを利用するととても便利です。リムジンバスの料金は行き先で異なりますが、市街地のホテルなどまではおおむね2000円台からで、空港から離れた郊外になると3000円前後かかることもあります。

沖縄旅行の料金4:宿泊費

ホテルなどの宿泊先も旅行の楽しみのひとつ。沖縄では、離島や沖縄本島の市街地から離れたリゾート地などに行くと、ビーチの見えるリゾートホテルが多いのも特徴です。宿泊先は、沖縄での目的などに合わせ、グレードや広さ、立地条件や環境などを十分に考えて選ぶようにしましょう。
宿泊先の費用は、時季によって料金が変わり、もっとも高い時季は夏休み期間の7~8月になります。この時季にリゾートホテルに宿泊する場合、ホテルのタイプや食事などのオプションをつけるかどうかによっても違ってきますが、大人1人1万円~3万円前後が相場になります。9月に入ると、大人1人5000円台~2万円台に料金も落ち着くことが多いです。
一方、なるべく宿泊費を安く抑えたいという人には、少々狭くてもこぢんまりとしたホテルがおすすめです。市街地にあるホテルだと、1泊3000~5000円台からあります。多少はゆったりしたいという人にはビジネスホテルが向いています。宿泊料金は時季によって多少変動しますが、おおむね8000~9000円台からとなっています。
リゾートでのんびり時間を過ごしたい、マリンスポーツを存分に楽しみたいという人ならリゾートホテルがおすすめですし、沖縄の観光巡りを中心にしたいという人ならば、市街地にあるホテルに宿泊するのもよいでしょう。

沖縄旅行の料金5:レンタカーimage

沖縄旅行の料金5:レンタカー

沖縄各地の観光地などを見て回るのに、バスなどの利用は面倒という人や、家族や友人グループなど大人数で移動するときには、レンタカーがおすすめです。レンタカー会社は那覇空港などを中心にあるので、事前に予約をしておくととても便利です。那覇空港のインアウトが可能な場合もあります。
レンタカーの費用は、軽自動車やコンパクトカークラスの普通乗用車は、1日あたり2000円台からとなっています(10:00~17:00までの日帰りの場合)。ミニバン、ワゴンといった車種にグレードアップすると、3000円台から、ハイブリッド車は3000~6000円台、ワンボックスカーだと4000~8000円台です。
時季によってレンタカー費用も変わり、特に7~8月の夏休み期間は上記金額に比べて1.5~1.7倍ほど高くなるところもありますので、事前にレンタカー会社などに確認しておくとよいでしょう。レンタカーは早割プランを利用するとさらに安くなります。レンタカーを利用する日の10日前、20日前、40日前などに申し込むと割引になる早割プランがあるレンタカー会社もあるので、事前に情報をチェックしておくとよいでしょう。

沖縄旅行の料金6:お土産image

沖縄旅行の料金6:お土産

旅行先では、お土産を買うのも楽しみのひとつです。ここでは、代表的な沖縄土産をいくつか紹介します。まずは、「ちんすこう」。素朴なプレーン味のほか、黒糖やチーズ、ピーナッツ、塩、紅いもなど、味のバリエーションが豊富です。値段はお店によって若干異なりますが、 600円台(10袋入り)から購入できます。次に、紅いもを使ったお菓子です。生の紅いもは沖縄から持ち出すことが禁止されていることから、お土産には紅いもを使ったタルトなどがおすすめです。紅いもタルトは、 6個入り600円台から購入できます。沖縄の揚げ菓子として有名な、サーターアンダギーもおすすめの一品です。卵をたっぷり使ったサーターアンダギーは、1個90円台から販売されています。どれも1000円以内と比較的リーズナブルに購入できるので、お土産としておすすめです。

沖縄旅行の料金7:食事image

沖縄旅行の料金7:食事

沖縄といえば、代表的な料理に沖縄そばやソーキそば、タコライスなどがあります。麺類で人気なのが沖縄そばとソーキそばです。沖縄そばには、三枚肉、かまぼこ、紅しょうが、ネギなどが麺の上にのっていて、ソーキそばには、豚のスペアリブを甘辛く煮たものがトッピングされています。タコライスは、メキシコ料理の「タコス」の具をご飯の上にのせた沖縄生まれの料理です。レタスやトマトなどとスパイスが効いた味付けひき肉をごはんの上にのせ、サルサソースをかけたタコライスはまさに沖縄のソウルフード。お店によってスパイスやソースの味が違うので食べ比べをしてみてもよいでしょう。沖縄そばやソーキそば、タコライスは、色々なお店で500~600円程度とお手頃価格で食べられます。
また、沖縄はアメリカ文化が根付いていることから、ステーキ屋さんもたくさんあります。地元沖縄の人は、飲んだあとの締めにステーキを食べる人も多く、ステーキ文化が定着しています。Tボーンやテンダーロインなど200グラムステーキで、2000円前後から食べられます。
地元の人に愛され、地元の人がよく行くタイプの食堂もおすすめです。食堂にはゴーヤチャンプルー定食や豚足をつかった「てびち」定食、肉そばなどの多くのメニューがあり、1000円以内で地元料理を堪能できます。

まとめ

沖縄旅行で特に料金が高いのは宿泊費用になります。宿泊費用をできるだけ抑えるには、宿泊先のグレードを落とすほか、夏休み期間などを避けて沖縄へ行くのが得策です。また、旅行先ではついついお土産などに散財をしてしまうもの。何も考えずにちょこちょこ食事をしたりお土産を買ったりしていると、費用がかさんで予算オーバーになってしまう可能性もあるので注意しましょう。しっかりと事前に計画を立てて、無理のない範囲で予算を決めて、存分に沖縄旅行を満喫してください。

TOP