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沖縄の離島でおすすめは?南国気分を体感しよう!

独自の文化やグルメなどを目当てに、世界中から多くの観光客が訪れる南国沖縄。沖縄本島にも見所はたくさんありますが、より沖縄らしい豊かな自然を満喫したい人には離島がおすすめです。真っ白い砂浜が続く美しいビーチをはじめ、神が宿る神聖な島やウミガメと一緒に泳ぐことができる島など、きっとまだまだ知らない沖縄の魅力に出会うことができるはずです。ここでは、沖縄を訪れたらぜひとも行ってみたいおすすめの離島をご紹介します。

日本最西端で人気の離島は?

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那覇空港から飛行機で約90分、日本の一番西の端にある与那国島。面積は約29平方kmと、車で回ると1周1時間くらいしかかからない小さな島です。海岸では、断崖絶壁が続く迫力ある光景と、青く輝く美しい海を目にすることができます。黒潮が流れる沖合は有名なダイビングスポットで、イルカやジンベエザメなどの群れに出会えると人気です。そんな与那国島で注目を集めているのが、ミステリアスな海底遺跡でしょう。1986年に地元のダイバーによって発見されたこちらの遺跡は、ダイビングやグラスボートで見ることができます。忘れられない旅の思い出作りにはぴったりですね。
日本の一番端にある島なので、「日本で最後に夕日が沈む場所」としても知られています。まっすぐに伸びる水平線に沈む美しい夕陽をぜひ堪能してください。与那国島の名産品といえば「花酒」でしょう。花酒はアルコール分60度の泡盛です。古くから島では、冠婚葬祭や神事に使われてきた歴史あるお酒で、与那国島だけでつくることができるのです。現地で飲むのはもちろん、お土産に選ぶと喜ばれるでしょう。

本島とつながっている気軽に行ける離島!

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沖縄北部に位置する「今帰仁(なきじん)村」は、沖縄屈指の観光スポット美ら海水族館から車で20分程度の場所にあります。美しい海はもちろん手つかずの森なども多く、豊かな自然を満喫できるスポットです。ここには2015年にユネスコの世界遺産に登録された今帰仁城跡があります。今帰仁城は13世紀頃に建てられたとされ、かつてこの地域を治めていた王の居城として使用されていました。春になると桜の名所にもなり、多くの人で賑わっています。
そんな今帰仁村から橋を渡っていくことができるのが「古宇利島」です。かつては船でしか渡れませんでしたが、2005年に古宇利大橋が開通したことから、車や徒歩でも渡れるようになりました。橋の両側にはキラキラと輝く海が広がり、その絶景を目当てに訪れる人も少なくありません。古宇利島には海水浴やシュノーケリングなどを楽しむことができるビーチが点在し、飲食店や民宿もあるので宿泊も可能です。実は、古宇利島は、昔から「恋の島」として有名でカップルで訪れる人が多いのも特徴です。島の北側にあるティーヌ浜には、自然にできたといわれるハート型の大きな岩があるので、ぜひ訪れてみましょう。
那覇から気軽に訪れることができる「瀬長島」も観光客に人気のスポットです。沖縄本島から瀬長島海中道路を渡っていくことができます。瀬長島を訪れたら、ぜひ「瀬長島ウミカジテラス」へ行ってみましょう。ヨーロッパのリゾートを思わせる真っ白な建物、おしゃれなカフェや雑貨屋などがたくさん並んでいますよ。

神の島で癒しのパワーをもらおう!

久高島

那覇から車で約40分の場所にある安座間(あざま)港から、フェリーで約25分で到着するのが「久高島」です。久高島は、琉球王国をつくったとされるアマミキヨが舞い降りてきた場所であるとの言い伝えがあり、「神の島」として崇められています。久高島には今も御嶽や拝所がたくさんあり、中には海水浴が禁止されているビーチがあったり、ビーチの石を持ち出すのが禁止だったりと、気をつけなければいけないことがあります。びくびくすることはありませんが、神の島を訪れた者として十分な配慮が必要でしょう。
島内の地形はアップダウンが少ないので、レンタサイクルで巡るのがおすすめです。澄んだ空気を思いっきり吸い込むと、体も心も浄化できそうな気になるから不思議ですね。久高島の歴史を知りたい人は、久高島民俗資料館を訪れるといいでしょう。島の古い資料はもちろん、かつて12年に一度行われていた秘祭「イザイホー」についても学ぶことができますよ。

ウミガメに遭遇するかもしれない離島!

那覇から約32km、慶良間諸島最大の島が「渡嘉敷島」です。那覇の泊港からはフェリーで約70分、高速船では約35分で行くことができます。渡嘉敷島の見所は、なんといっても世界屈指の透明度を誇る「ケラマブルー」でしょう。海の透明度は水深50〜60mにも及び、ダイビングのメッカとして国内外からたくさんのダイバーが訪れるスポットです。海底に生息するサンゴの種類も多く、その数約250種ともいわれています。
実は、渡嘉敷島はウミガメと一緒に泳ぐことができるスポットとして人気があります。渡嘉志久(とかしく)ビーチにはウミガメが多く生息しており、5~8月の産卵期にかけてはウミガメの産卵を見ることもできます。他にも、毎年2〜3月に開催される「とかしきマラソン」や、7月下旬に開催される「鯨海峡とかしきまつり」などのイベントもあるので、タイミングが合えばぜひ参加してみてはいかがですか。

まとめ

沖縄の楽しみ方はいろいろありますが、沖縄の豊かな自然を堪能したい人にはやっぱり離島がおすすめです。島ごとに独自の景観や歴史を持ち、その場所を訪れなければ出会うことができない絶景があなたを待っているでしょう。ここでは中でも人気の高い離島をご紹介したので、ぜひ参考にして沖縄離島の旅を満喫してくださいね。

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