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沖縄でサーフィンを楽しもう!おすすめポイントを教えて!

沖縄ではダイビングやシュノーケリングなど、さまざまなマリンスポーツを楽しめます。特にサーフィンは初心者から上級者まで人気のアクティビティです。しかし、沖縄ではビーチごとに地形やベストシーズンが異なります。安全にサーフィンを楽しむためにも、事前にビーチの特色を知っておくことは重要です。そこで、沖縄の海の特徴や、サーフィンにおすすめのポイントを紹介します。

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沖縄の海の特徴は?

沖縄でサーフィンを楽しむには、まず沖縄ならではの海の特徴をよく知っておく必要があります。沖縄の島は本島も離島も、基本的に全てリーフで囲まれてきます。リーフとはサンゴ礁のことを指し、表面は岩礁のように硬く、ギザギザしています。リーフの先端は非常に鋭利なため、足をケガしないようリーフブーツという履物が欠かせません。また、リーフによりリーシュコードがちぎれ、ボードが流されてしまうこともあるので注意しましょう。
また、「リーフカレント」や「リーフブレイク」も、他県ではあまり見られない特徴です。リーフの内側の流れは静かですが、リーフの外へ出る際は、非常に強い流れが発生します。これがリーフカレントです。海底がリーフであるサーフポイントをリーフブレイクと呼び、特にアウトリーフではビッグサイズの波が起こります。沖縄では沖まで出ないと波が出ないことから、パドリングや舟でポイントまで移動することも多いです。地形の特徴から、沖縄でサーフィンができるのは満潮時の前後4時間ほどです。干潮時はリーフが剥き出しになってしまいます。リーフカレントによるケガや事故を防ぐためにも、あらかじめ満潮時間や潮位などの情報を確認してからビーチへ向かいましょう。

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ベストシーズンは真栄田ビーチで!

沖縄の波を満喫したいという人におすすめしたいのが、本島の中北部に位置する「真栄田ビーチ」です。真栄田ビーチではシュノーケリングやダイビングができるスポットとしてもよく知られています。サーフィンを楽しむのであれば、10~4月がベストシーズンです。この時期は急激に掘れ上がるパワフルな波が起こります。波が良い日なら、メインポイントでレギュラーの波が起こるだけでなく、岬側でもレフトの波を楽しめるでしょう。ただし、波のサイズによっては初心者が乗るのは難しいため、中級者から上級者向けのポイントです。また、水深が浅いポイントなので、干潮時には事故を起こさないよう注意しましょう。ビッグウェーブが来ても無理に乗ろうとせず、干潮の時間帯になってきたら早めに引き上げたほうが安全です。

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天願は干潮時もOKのポイント!

できるだけ長い時間サーフィンを楽しみたい人におすすめなのが、うるま市にある「天願(昆布ビーチ)」です。このビーチは水深が深いため、沖縄では珍しく干潮時でもサーフィンができます。波は比較的穏やかで、台風などの影響でうねりが入らないと、大きな波が立ちません。ただし、波が立ったとしてもそれほど激しさはなく、メロウな波が多いので、ロングボーダーにとっては最適なスポットと言えるでしょう。ベストシーズンはやはり波が立ちやすい台風時です。他のスポットでは、台風のシーズンになるとクローズアウトしてしまうことが多いのですが、天願(昆布ビーチ)に限っては、そのような時期に訪れるのがちょうど良いでしょう。那覇空港から天願(昆布ビーチ)へ向かう場合は、沖縄自動車道に乗り、石川インターチェンジを経由すれば、およそ60分ほどで到着します。

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砂辺は初心者も楽しめるポイント

初めて沖縄でサーフィンをする人や、サーフィン初心者の人は、まずは沖縄本島でもっともポピュラーなポイントから始めてみましょう。「砂辺(北谷町宮城海岸)」は沖縄本島でも屈指の人気スポットです。サーフィンだけでなく、ダイビングを楽しめるスポットとしてもよく知られています。ベストシーズンは9~3月までですが、ビッグウェーブ狙いのエキスパートは、前線や台風がよく通過する7~10月や、北風が強く吹く12~3月に訪れることもあります。エリア内にはハワイアンやカリフォルニアなど、名前のあるポイントがいくつか存在し、初心者から上級者まで親しまれているスポットです。砂辺(北谷町宮城海岸)のもうひとつの特徴は、異国情緒あふれる街並みです。サーフィンを満喫したあとは、カフェ巡りや観光も楽しめます。那覇から車で40分ほどで行けるアクセスの良さも人気の理由です。

沖縄でサーフィンを楽しむための注意点

沖縄でサーフィンをする前に、初心者も上級者も必ず現地のスポーツショップへ行きましょう。ビーチへのアクセスやポイントはもちろん、地形や波の状態など、詳しい情報を教えてもらえます。また、スポーツショップでの情報収集は、ローカル、つまり地元のサーファーと交流をはかるためにも重要です。基本的に沖縄では、ビジターでも歓迎する文化があるため、地元のサーファーではないからという理由でサーフィンを楽しめない場所はありません。しかし、トラブルを避けるためにも、それぞれのビーチのルールやマナーを守る必要があります。

まとめ

沖縄の美しい海でサーフィンを楽しむには、とにかく安全面を最優先しなければいけません。特に沖縄の海には、他県の海にはない特徴が多く、十分な下調べが必要です。初心者は地元のサーフショップのスクールなどを利用してからデビューするようにしましょう。

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