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第二次世界大戦後に平和を願って開設された平和記念公園や原爆ドーム、広島平和記念資料館は未来に残すべき遺産。他にも見どころは、日本庭園の縮景園や、毛利輝元が築いた広島城など。名物のお好み焼をどこで食べようか迷った時は、20数軒のお好み焼店が１つのビルに集まった「お好み村」というスポットもある。

宮島は日本三景の一つに数えられている。平清盛によって建てられた厳島神社は海の中に立ち、満潮時には大鳥居や社殿が海に浮かんでいるように見える。大和ミュージアムは、戦艦大和を建造し海軍工廠の町として栄えた呉の歴史を知る事ができ、お土産として「海軍さんのカレー」は外せない。

千光寺は大宝山の中腹にあり、境内から尾道市内や瀬戸内の島々を見渡せる。麓からはロープウェイでアクセスできる。尾道と愛媛県の今治を結ぶしまなみ海道は、途中因島など数々の島を経由して絶景スポットも多数あり、サイクリストの聖地と言われている。鞆の浦は万葉集にも詠まれるほど古くから栄えた港町で、アニメ「崖の上のポニョ」のモデルとされている。

山口市は室町時代の大名（大内氏）が京都を模した街づくりを行ったことから「西の京」と呼ばれる。当時の文化を優雅に伝えるのが瑠璃光寺。岩国市には木造五連のアーチ橋、錦帯橋があり、日本三名橋のひとつに数えられている。また、日本酒「獺祭」の蔵元である「旭酒造」も岩国市にあり、見学も可能（要予約）

萩は、江戸時代に毛利氏が治める長州藩の本拠地となった城下町（萩城下町）として有名。松陰神社、松下村塾など、吉田松陰ゆかりの地でもある。秋吉台は、美祢市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地。その地下には日本屈指の大鍾乳洞、秋芳洞があり、いずれも特別天然記念物となっている。

本州と九州の境界である関門海峡は、実はエレベーターで地下に降りて歩行者専用道を歩いて渡る事ができる。唐戸市場では週末と祝日に屋台イベント「活きいき馬関街（ばかんがい）」が開かれ、新鮮なお寿司や海鮮丼、フグの唐揚げなどが並ぶ。天気がいい日は海を眺めながら食べるのもいい。巌流島の戦いで有名な場所もここ下関にある。

見渡す限りの砂浜が美しい日本最大級の砂丘、鳥取砂丘。すぐ近くには砂の美術館があり、砂像を展示している。この砂像は会期が終了すると元の砂に戻して、再びその砂で新しい作品を制作するそう。白兎海岸は日本神話「因幡の白兎」の舞台。ちなみに鳥取空港の愛称は「鳥取砂丘コナン空港」。

標高1,709mを誇る大山（だいせん）は、鳥取砂丘と並ぶ鳥取県の自然遺産で、｢日本名峰ランキング｣でベスト3に選ばれた。とっとり花回廊は日本最大級のフラワーパーク。青山剛昌ふるさと館は、北栄町出身の青山剛昌先生の資料館。コナン駅（JR由良駅）から青山剛昌ふるさと館までの約1.4kmを「コナン通り」と名付けられている。

米子には白砂青松の美しい海岸線で名高い皆生（かいけ）温泉があり、夏は海水浴客で賑わう。境港は水木しげる先生の出身地で、「妖怪の町」として名高い。水木しげるロードではあちこちに妖怪ブロンズ像が並んでいる。ちなみに米子空港の愛称は「米子鬼太郎空港」。

松江市と出雲市にまたがる宍道湖は、淡水湖ではなくわずかに塩分を含む汽水湖となっている。夕刻の景色は夕日百選に選ばれるほどの美しさ。国宝の松江城は、千鳥が羽根を広げたように見える屋根から別名「千鳥城」とも呼ばれている。足立美術館は、2003年から21年連続で庭園ランキング日本一に選ばれている。

縁結びのパワースポット・出雲大社。「因幡の白うさぎ」の神話で有名な「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」をお祀りしている。全国の神様が旧暦10月に出雲大社に集まる為、通常は「神無月（かんなづき）」と呼ばれるが、出雲地方では「神在月（かみありづき）」と呼ばれている。

大田市にある石見銀山は、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山で、世界遺産に登録されている。山口県との県境に位置する津和野は、山陰の小京都と言われている。島根・鳥取の県境から北方約60kmに位置する隠岐諸島はユネスコ世界ジオパークに認定されており、「神々の島」と呼ばれている。

阿波おどりは400年を超える歴史を持つといわれ、毎年8/12-15に開催されている。阿波おどり会館は阿波おどりが年間を通じて楽しめる施設で、眉山山頂へのロープウェイもここから出ている。美馬市脇町には「うだつの町並み」があり、江戸時代の町並みが並ぶレトロなエリア。うだつ（卯建）とは、隣家への延焼をおさえるために建物の二階部分に設けられた防火壁の事。

大鳴門橋の近くにある大塚国際美術館は、歌手・米津玄師さんのTV初歌唱の場所で知られている。鳴門の渦潮は観潮船に乗って見る方法の他に、大鳴門橋の道路の下に作られた「渦の道」でガラス張りの足元から見る方法もある。また、鳴門市には四国八十八ヶ所1番札所 の霊山寺があり、「一番さん」と呼ばれて親しまれている。

高知との県境には日本三大秘境の一つ「祖谷」があり、スリル満点のかずら橋で有名。でこまわしは祖谷地方の名物で、ごうしゅういもという地元のじゃがいもと、そば団子、岩豆腐、丸こんにゃくの串焼き。大歩危小歩危は、四国山地を横切る吉野川の激流によって２億年の時を経て形作られた渓谷で、世界有数のラフティングの名所。

栗林公園は国の特別名勝に指定された、江戸初期の回遊式大名庭園。ミシュランでも三ツ星を獲得している。屋島は屋根のような形が特徴の溶岩台地。四国村は、四国各地から移築復原した古民家や歴史的建造物が見られる野外博物館。男木島・女木島へは高松港からフェリーで。女木島は別名「鬼ヶ島」と呼ばれ、桃太郎伝説で鬼のすみかだったとされる鬼ヶ島大洞窟がある。

瀬戸大橋は岡山県と香川県を結ぶ橋で、海峡部のほぼ中央にある与島PAは絶好のビューポイント。金刀比羅宮の長い石段は参道口から本宮までは785段、奥社までの合計は1368段にもおよぶので、無理のない範囲でご参拝を。NEWレオマワールドは花と緑が豊かなテーマパーク。銭形砂絵は、観音寺市の有明浜にある寛永通宝を模した巨大な砂絵。

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブの栽培や小説「二十四の瞳」の舞台で有名。潮の満ち引きで現れる道「エンジェルロード」や日本三大渓谷美の一つ「寒霞渓」など見どころも多数。マルキン醤油記念館では、ここでしか食べられない「しょうゆソフトクリーム」が味わえる。直島はアートの島として知られており、宮浦港には草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」が佇んでいる。

桂浜、初代土佐藩主・山内一豊によって創建された高知城、「よさこい節」にも歌われたはりまや橋が知られているが、高知の地元グルメが集まった屋台村「ひろめ市場」にも是非足を運んでみて。牧野植物園は、朝ドラ「らんまん」で知られた植物学者・牧野富太郎の業績を記念して開設された。

日本三大鍾乳洞の一つ・龍河洞は「神の壺」が見どころ。龍河洞の位置する香美市にはやなせたかし記念館・アンパンマンミュージアムがあり、大人から子供まで楽しめる。安芸郡にある馬路村は、柚子の産地で知られている人口700人程度の小さな村。太平洋の荒波が打ち寄せる室戸岬は、世界ジオパークに認定されている。

四万十川は「日本最後の清流」と呼ばれている。川に架けられている沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋。数々の沈下橋がある中でも佐田沈下橋（今成橋）が河口から最も近く、観光スポットとなっている。足摺岬は四国最南端にある岬で、展望台からは270°以上の視界が広がる。

道後温泉で最も有名なのは本館だが、他にも椿の湯、飛鳥乃湯泉と３つのお湯がある。道後温泉の名物は坊っちゃん団子。小説「坊っちゃん」で登場した列車を復元した坊っちゃん列車は、蒸気機関車をモデルとして市内の路面電車で運行している。松山城は山頂に本丸があり、ロープウェイやリフトでアクセス可能。

しまなみ海道の起点となる今治はタオルの産地として有名で、タオル美術館にはタオルとアートの世界が広がっている。来島海峡大橋は数々の橋の中でも最も今治側に位置する３つの橋で、ゆるキャラ・バリィさんの頭を飾る冠にもなっているそう。今治城は堀に海水を引いて港を設けた海城で、現在でも内堀が残っている。

下灘駅はJR予讃線の無人駅で、数々のロケで使用される有名な海沿いの駅。佐多岬は宇和海と瀬戸内海の二つの海に囲まれた、日本で一番細長い半島。佐多岬メロディーラインは国道197号線にあり、時速50kmで走ると「みかんの花咲く丘」のメロディーが流れる。