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沖縄旅行でかかる費用とは?なるべく安く旅するコツも紹介!

沖縄へ旅行に行く場合、気になるのが航空券や宿泊費などの費用です。ほかにも、沖縄内を移動するときにかかる交通費や観光スポットの入場料、食事代やお土産代なども予算に計上しなければなりません。しかし、これらの費用は少し工夫をすれば安く抑えることができます。この記事では、沖縄旅行でかかる費用の内訳とお得に旅行できる経費削減のコツについて紹介します。

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沖縄旅行でかかる費用1:航空券

沖縄旅行でかかる費用として、まず航空券の費用があげられます。主要都市から沖縄へは飛行機で行くのが主流です。旅費のなかでも航空券の占める割合が大きいため、ここで失敗すると旅行費用が割高になるので注意しましょう。
関東なら成田国際空港や羽田空港。関西なら関西国際空港や大阪国際空港、神戸空港などから那覇空港へ行くのが一般的でしょう。これらの空港から沖縄までは、JALやANAといった大手航空会社のほかにも、「LCC」と呼ばれるジェットスターやPeachなどの格安航空会社が運航しています。たとえば成田から那覇までの片道路線で、9月前半の航空券の料金はJALで1万2000円台から、ジェットスターで6000円台からとなっています。各社の航空券料金や出発時間などを考慮して、航空会社を決定するとよいでしょう。
また、石垣島へは成田国際空港や羽田空港、関西国際空港などから直行便が出ており、宮古島へは羽田空港や関西国際空港、中部国際空港などから直行便が運航しています。もちろん、那覇空港を経由して離島に行く手段もありますが、沖縄本島は観光せずに離島のみを旅行する場合は直行便が便利です。

沖縄旅行でかかる費用2:宿泊費用

宿泊費用も旅行に欠かせない費用のひとつです。観光地として有名な沖縄にはビーチの見えるリゾートホテルがとても多く、シーズンや人数で宿泊費用が大きく変わります。また、那覇市内にはビジネスホテルやシティホテルも数多くあり、旅行の目的によって、またロケーションや足回りなどを考慮しながら宿泊施設を選ぶことが重要です。
沖縄本島で9月前半のホテル費用を調べると、大人1人あたり5000円台~2万円台といった幅広い価格設定となっています。こぢんまりとしたホテルでは5000円台から、ビジネスホテルでは9000円台から、リゾートホテルでは1万円以上と、宿泊するホテルのグレードによって大きく金額が異なります。
ビーチの見える雰囲気のよいリゾートホテルに宿泊したいのか、またはビーチへはレンタカーで行くので費用を抑えるために那覇市内のビジネスホテルに宿泊するのかによっても、費用に大きな差が出ます。2泊以上する場合は、同じホテルで連泊するのか、日によってホテルを変えるのかも考えておきたいポイントです。

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沖縄旅行でかかる費用3:県内の交通費

沖縄旅行でかかる3つ目の費用として、沖縄内を移動する場合の交通費を忘れてはいけません。沖縄本島での移動手段は、路線バスが主流です。琉球バス交通や沖縄バス、東陽バスなどがあり、運賃は大人230円・子供120円などさまざまです。バス運賃は路線や距離によって金額が変わるため、バスでの移動を考えている人は事前に料金を調べておくことをおすすめします。
那覇市内の観光ならモノレールの「ゆいレール」が便利です。那覇空港から首里までを運行しており、大人230円・小児120円~大人330円・小児170円まで距離によって料金が変わります。隣の駅までの乗車であれば「おとなりきっぷ」を利用して大人150円・小児80円で乗車が可能です。
長距離移動をするならレンタカーがおすすめです。バスだと常に時刻表を気にしながら行動しないといけませんが、レンタカーであれば好きな時間に好きな場所まで行って観光することができます。レンタカーは普通自動車で1日2000円台から借りられ、返却時はガソリンを満タンにするのが一般的です。また、レンタカーの場合は予約時に搭乗予定の飛行機の便名を伝えておけば、空港からレンタカー会社までマイクロバスなどで送迎してもらえます。また、観光タクシーを利用することも便利ですが、費用が高くなってしまうのがデメリットです。

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沖縄旅行でかかる費用4:観光スポットの入場料

沖縄旅行で必要な4つ目の費用として、観光スポットの入場料などがあげられます。観光スポットやアクティビティでは入場料や利用料がかかるため、事前にそれぞれの費用を調べておく必要があります。たとえば、美ら海水族館では入館料が大人1850円・高校生1230円・小中学生610円となっていますが、16時から入館できる「4時からチケット」を利用すれば大人1290円・高校生860円・小中学生430円となり、お得に入館できます。1年のうちに数回訪れる人のために、年間パスポートも販売されています。
美ら海水族館に関しては、沖縄県内のローソンなどコンビニエンスストアや、美ら海水族館に一番近い高速道路の出口である許田IC付近にある「道の駅許田」などで前売りチケットも販売されています。購入場所により多少の違いはありますが、だいたい大人1600円台で購入可能です。また、沖縄県内のローソンでは家族券といって、大人2名+小中学生2名で3950円という割引率の高い商品も販売されています。小中学生2名のお子さんがいる4人家族には大変お得なチケットです。美ら海水族館へ向かう途中に立ち寄ることが可能であれば、前売りチケットを購入しておくことをおすすめします。また、首里城の入館料は大人820円・高校生620円・小中学生310円です。こちらも年間パスポートがあります。また、ゆいレールのフリー乗車券を利用すれは、首里城公園券売所窓口にてフリー乗車券を提示すると入館料の割引を受けることができます。
美ら海水族館は、屋外にあるイルカラグーンやウミガメ館、マナティー館は無料で誰でも見学できます。美ら海水族館の展示物のなかでも有名な巨大水槽やジンベイマナティ見られなくてもよければ、入館料を払って入館しなくてもイルカショーなどを見ることができます。同様に、首里城公園内にも有料エリアと無料エリアがあります。無料エリアには世界遺産として認定されている園比屋武御嶽石門をはじめ、守礼門や弁財天堂、レストランなどがあり、首里城内部に入れないことを除いては無料エリアだけでも十分に見ごたえがあります。行きたい観光スポットは、事前に割引サービスなどを調べてからスケジュールに組み込むことをおすすめします。

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沖縄旅行でかかる費用5:食事代

旅行中にかかるおおよその食事代を予想しておくことも重要です。まず、朝食がホテルの料金に含まれているのか、それとも3食すべてを外食にするのかでも食事代は変わります。また、食事の内容や食事する場所でも値段に大きく違いが出ます。目安として、朝食が一番安くて600円から、ランチが800円から、ディナーが2000円からなど、宿泊する日数で計算しておくとイメージしやすいでしょう。
ホテルでのディナーや海の見えるレストランなど観光客向けの場所もよいですが、やはりそれなりに金額は高くなってしまいます。おすすめなのが、1日だけ海の見えるカフェでランチをする、雰囲気のよい観光客向けレストランでディナーを楽しむ方法です。ほかの日はランチを沖縄名物の沖縄そばにする、ディナーも地元の人が利用するような大衆食堂や居酒屋を利用することです。地元のお店では沖縄ならではのメニューも味わえますし、試しに注文してみれば旅行中のいい思い出にもなります。何より地元の食堂なら、食事代を安く抑えることができます。

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沖縄旅行でかかる費用6:お土産代

旅行でかかる費用のなかには、お土産代もあります。お土産代は、どのお土産をどれくらいの個数買うかで費用が大きく変わります。あらかじめお土産を買っていく人の人数を算出して、大体の目星をつけておくことが大切です。沖縄旅行で最低限かかる費用を算出して、残ったぶんをお土産の費用に回すというやり方もあります。
もし旅行中に時間の余裕があれば、沖縄県内のスーパーに立ち寄ると、沖縄土産として人気のちんすこうやサーターアンダギーなどのお菓子を安く購入することができます。ほかにも、沖縄特有の食べ物や飲み物、沖縄で採れた果物や野菜を親しい人へのお土産にしてもよいでしょう。道の駅でも、お土産や沖縄特産の果物や野菜を購入できます。お土産の値段は、道の駅と那覇空港や国際通りにある土産物店とではあまり変わらないことが多いですが、マンゴーやパイナップルといった沖縄産の果物に関しては、スーパーや道の駅のほうが断然安くてお得です。

工夫しだいで経費削減!沖縄旅行の費用を安く抑えるコツ

沖縄旅行の費用を安く抑えるためには、さまざまな方法があります。まずは、格安航空会社を利用するという方法です。すでに旅行の出発日が決まっているのであれば、格安航空会社の飛行機の出発時間が希望に合うかどうかを検索してみましょう。つぎに、観光スポットの入場料などは事前に前売りチケットを購入することです。時間帯によって入場料が安くなる観光スポットについては、安い時間帯に訪れるようにスケジュールを組むことも費用を抑えるためにおすすめです。さらに、食事はお値打ちの地元食堂や居酒屋を利用すれば、食費の節約につながります。地元の人にまじって沖縄の方言を聞きながら食事するのはとてもいい思い出になりますし、沖縄の食堂は安くて量が多いので大変お得です。
パックツアーを利用することも、旅行費用を安く抑えるコツです。パックツアーのなかには、航空券やホテル、レンタカーの代金が含まれているものもあります。現地では自分の好きなように行動できるフリープランのツアーもあり、旅行中は自由気ままに観光を楽しめます。宿泊するホテルも選ぶことができるため、1日目と2日目はオーシャンビューのリゾートホテルに宿泊してリゾート気分を満喫し、3日目は費用を抑えるために那覇市内のビジネスホテルに宿泊することも可能です。旅行のスケジュールによってホテルを変更するなど、自分の思い通りのプランを実現できるでしょう。また、パックツアーだと航空券やホテルの手配などで手間をとられずに済みます。個人で手配するよりもパックツアーを利用したほうが安くなる点もメリットです。朝食付きのプランや、同じホテルに連泊すると特別のサービスを受けられるところもあり、それぞれの特徴を調べて自分に合ったパックツアーを選ぶとよいでしょう。

まとめ

沖縄旅行は大変魅力的ですが、何も考えずに旅行の手配をすると費用がかさんでしまうことがあります。まずはどこに何日宿泊するのか、どの観光スポットに行きたいのかを決め、それらにかかる費用を算出して、予算オーバーの場合は自分に合った経費削減の方法を検討しましょう。そして、すべて個人で手配した場合の金額と、全く同じ内容でパックツアーにした場合の金額を見比べてみて、お得さや便利さから最終判断をしてください。納得できるプランが見つかれば、素敵な沖縄旅行になるでしょう。

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